今週(4/24~30)は「世界予防接種週間」です。支援国ではこの1週間に合わせてワクチン接種の重要性を伝え、ワクチン接種を集中して実施する大切な期間です。
1796年に天然痘の予防接種が開発されてから、”ちいさな命を救いたい”という親の願いと医師の努力により、ポリオや結核(BCG)、はしか等たくさんの感染症のワクチンが生まれました。そして、JCV創設当時の1994年は、世界で1日8,000人の子どもたちがワクチンで予防できる感染症で命を落としていましたが、ご支援者の皆さま、そして世界の方々の想いと努力により、ワクチン接種が世界中に広がり、その数は半減しました。
医師や看護師、病院も不足し、小さな診療所へ行くために徒歩で1日かけて山道を移動しなければならない村も多くある途上国にとって、感染症の拡大は日本以上に大きな脅威となりますが、ポリオやBCG、はしか等のワクチンが、子どもたちの命を救うために大きな効果を発揮しています。
JCVは、1日4,000人失われている、ワクチンで助かるちいさな命を救うため、医療が行き届いていない途上国での子どもワクチン支援活動をこれからも続けて参ります。皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いします。
ワンアクション!あなたもあなたにできること、始めませんか!?
先日放送した「ワンアクション 〜世界の子どもを救う第一歩〜」では、JCV創設者で現会長の細川佳代子が、子どもワクチン支援活動をはじめるきっかけとなった「想い」、そして、その「想い」を受け、未来を紡ぐ子どもたちの命を救うために、27年間活動を続けるJCVの「想い」を、創設当時から現在までの写真や映像を交えて紹介いただきました。放送から半年間はBS12のYouTubeチャンネルで動画の視聴が可能ですので、この機会に是非ご覧ください。
◆「ワンアクション!」特設ページはこちら
参考:UNICEF “Vaccines for all”
WHO “World Immunization Week 2021”