2024年 新年のご挨拶

皆さま、昨年も子どもワクチン支援活動を支えていただき、誠にありがとうございました。

昨年は、支援国のひとつブータンで、国内における風疹の排除がWHOから宣言されるなど、多くの皆さまの支えが力となり、活動は着実に実を結んできております。あらためて、皆さまの継続したあたたかいご協力に、心より感謝申し上げます。

さて、JCVは今年、団体創設30周年を迎えます。1994年に、会長の細川佳代子が団体を創設した当初、1日8,000人と言われていた、ワクチンさえあれば守れる感染症で命を落とす子どもは、今では1日4,000人まで半減いたしました。ミャンマー1カ国から始まった支援国も、緊急支援を含めると10カ国にまで増え、多くの子ども達にワクチンを贈ることができました。

しかし、それでも今なお、20秒に1人の割合でちいさな命が、希望に溢れる笑顔と共に失われています。私どもJCVは、30周年を迎える今年、さらに多くの子ども達にワクチンを贈るため、支援につながる30の企画を実施して参ります。

企画のスタートは、1月29日の創設記念日に開催する「30周年宣言イベント」です。できるだけ多くの皆さまにご参加いただきたく、オンラインで開催いたします。すでに予定している企画の発表をはじめ、支援国やスペシャルサポーターの方々からのメッセージも披露する予定です。詳細は後日、あらためてご案内させていただきますが、ご一緒にワクチン支援の輪を広げてくださる多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

本年も活動へのあたたかいご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

最後に、この度の令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまに心からお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援に尽力されている方々に深く敬意を表します。
一日も早く復旧し、被災された皆さまが平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。

理事長　剱持 睦子

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