風疹の流行が止まりません。今年に入って、東京を中心に累計1,000人以上の風疹患者が確認されました。
日本での風疹の流行は、ちいさい頃に風疹ワクチン接種の対象ではなかった40〜57歳の男性(昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれ)の存在が大きいと言われています。
風疹は、ワクチンで予防できる感染症です。風疹の流行を止めることで、今お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんを、先天性風疹症候群から守ることができます。
「小さい頃に風疹にかかったよ」と思っている方でも、実は別の病気で風疹の抗体はなかった、ということがあります。大切な家族や友だち、同僚の子どもを守るため、40〜57歳の男性に限らず風疹ワクチン接種の記録が見つけられない方は、お近くの病院で風疹ワクチン接種をご相談してください。
令和生まれの子どもたちの未来を守ることができるのは、今を生きる私たちです。
40〜57歳の男性(昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれ)向けに、無料の風疹ワクチン接種も始まっています。詳しくは下記のサイトをご参照ください。
厚生労働省 風しんの追加的対策について
東京都福祉保健局 都内の風しん抗体検査事業及び予防接種事業の実施状況
神奈川県風しん撲滅作戦 特設ページ
千葉県風しん抗体検査