3月24日は世界結核デーです。
結核は、歴史上の多くの著名人が感染し、命を落としたことで知られる感染症です。
そのためか、「結核は昔の病気。まして、衛生状態の良い日本ではもう新たな感染者なんていないよね。」と感じる方も多くいらっしゃるようです。
しかし、結核はエイズ、マラリアと並ぶ世界三大感染症の1つ。
残念ながら、現在でも世界で約1,000万人の人々が感染して約150万人が命を落としており、日本でも毎年1万人以上の新たな患者さんが出ています。
2021年の世界の全ての死亡原因の中では13位、感染症に限れば新型コロナウイルス感染症に次ぐ第2位と、未だ多くの人々の命を脅かしています。
そんな結核の予防には、BCGワクチンの接種が非常に有効です。
生後1歳までに接種することで、発症の確率を約50~75%減らすことができます。
命に係わる重篤な髄膜炎や全身性の結核に限れば60~80%程度も、リスクが減少します。
このBCGワクチンもJCVが支援しているワクチンの一つです。
医療体制が不十分な開発途上国では、ワクチンは子どもたちの命を守るために特に大きな効果を発揮します。
2022年も、現地からの要請に応じ、私たちの支援国の1つであるブータンに贈られました。
今日もブータンで生まれた赤ちゃんに、皆さまの支援で贈られたBCGワクチンが接種され、ちいさな命を守っています。
これからも皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いします。
【子どもワクチンサポーター募集中】
毎日生まれてくる赤ちゃんにワクチンを届けるため、JCVでは子どもワクチンサポーターを募集しています。毎月1,000円から、継続して子どもワクチン支援活動にご協力いただけます。こちらからお申し込みください。
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