3月24日は世界結核デーです。
結核は、日本における主要な感染症の一つで、毎年1万人以上の感染者が報告されています。
世界でも約150万人の人々が毎年、命を落としており、コロナ禍による医療崩壊や受診控えの影響を受けたことから2020年度の世界の結核による死亡者数は16年ぶりに増加に転じてしまいました。
そんな結核の予防には、BCGワクチンの接種が非常に有効です。
生後1歳までに接種することにより、発症は約50~75%、重篤な髄膜炎や全身性の結核は60~80%程度、罹患するリスクを減らすことができます。
特に医療体制が不十分な開発途上国では、ワクチンは子どもたちの命を守るために特に大きな効果を発揮します。
このBCGワクチンもJCVが支援しているワクチンの一つで、ブータンの子どもたちに接種されるBCGワクチンは、2010年よりJCVを通した日本の皆さまの支援で贈られています。
2018年に私たちが視察でブータンを訪問した時も赤ちゃんがワクチンを接種されていました。
今日もブータンで生まれた赤ちゃんに、皆さまの支援で贈られたBCGワクチンが接種され、ちいさな命を守っています。
これからも皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いします。
【子どもワクチンサポーター募集中】
毎日生まれてくる赤ちゃんにワクチンを届けるため、JCVでは子どもワクチンサポーターを募集しています。毎月1,000円から、継続して子どもワクチン支援活動にご協力いただけます。こちらからお申し込みください。
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