2022/12/27

2022年ワクチン支援の内容が決定しました。

29年目となる途上国の子どもたちへのワクチン支援。
今年も多くの方が協力してくださいました。

贈るワクチンや関連機器の種類や数は、毎年、各支援国からの要請・協議に基づいて決定しています。

先日、2022年の支援内容が決定しました。

2022年 支援総額:1億1,606万6,601円分

 

 

支援金額の内訳は以下の通りです。
ミャンマー:2,773万2,000円
ラオス:3,286万2,420円
ブータン:2,912万6,781円
バヌアツ:2,634万5,400円

また、最新の現地情報をお伝えします。

ミャンマー
2021年2月のクーデター以降、混乱が続いています。
暫定政府からのワクチン供給が停止している少数民族地域の子どもたちへBCG(結核)やMR(はしか・風疹)等のワクチンを贈り、同時に地域のワクチン接種体制の構築を支援します。

ラオス
山岳地帯での子どもたちへワクチンを届けるための努力が重ねられていましたが、新型コロナウイルスの影響で定期ワクチン接種体制が手薄になっています。
現地UNICEF事務所と現地視察の再開に向け、調整を進めています。

ブータン
今年も95%の子どもたちに必要なワクチンを接種することができました。
皆さまの支援で贈られたワクチンは都市部や町の子どもたちだけでなく、ヒマラヤ山脈に暮らす遊牧民の子どもたちや山奥の集落の子どもたちにも届けられます。

バヌアツ
南太平洋に浮かぶ83の島からなり、ワクチンの運搬が大きな課題です。
現地スタッフは全ての子どもにワクチンを届けるために診療所を出て、ボートや徒歩で数多くの集落へ向かいます。
場所によっては、泊まりがけで訪問ワクチン接種を行っています。

ご支援いただいている皆さまに、あらためて感謝を申し上げます。
ワクチンで防げる感染症で、1日4,000人の子どもたちが亡くなる現状を
少しでも改善するため、私たちはこれからも活動を続けます。
引き続き、あたたかいご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。

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この記事を書いたひと

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乙津 俊輔

広報・啓発・教育グループ所属。広報啓発活動や、画像使用申請、講師派遣などを担当しています。

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会 japan Committee Vaccines for the World’s Children

私たちは、
子どもたちの未来を
守る活動を行っています。

途上国の子どもたちに
ワクチンを贈る活動にご協力ください。