【上智大学 総合グローバル学部 根本 敬教授にミャンマー情勢についてお伺いしました。】
国軍によるクーデーターの発生後、混乱が続くミャンマー。
弾圧を強める軍事政権に対し、国外を拠点に活動する民主派勢力である国民統一政府による抵抗や業務のボイコットなど軍に対する国民の不服従運動が続いています。
その情勢や今後の展望に関して詳しく知るため、ミャンマー研究の第一人者である上智大学 総合グローバル学部 根本 敬教授にお話を伺いました。
国民に対する軍の弾圧が激しさを増している、暴力行為の即時停止などを含むASEANによる5項目の合意も守られないなど、やはり不安材料が多いとのこと。
一方、国軍は支配地域を広げられていない、JCVのワクチン支援をより確実に行うためには、国民から信頼されているUNICEFとの緊密な連携が重要といった、貴重なお話も聞くことができました。
残念ながら、すぐに情勢が大きく改善することはなさそうですが、JCVが支援した保冷庫の設置工事が再開されるなど、わずかながら明るいニュースもあります。
今後も、子どもたちにワクチンを確実に届けるため、ミャンマーの情勢について注視を続けてまいります。
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