皆さま、新年明けましておめでとうございます。
いつも子どもワクチン支援活動にご理解ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
おかげさまでJCVは、創設30周年を迎えた昨年、「みんなで 広げようワクチン支援の輪」のメッセージのもとに、30周年宣言イベント、年3回のワークショップ、共催イベント、SNSキャンペーンなどの企画に取り組み、多くの支援者の皆さまにご参加いただいた結果、前年を上回る総額約1億2,349万円分のワクチンや関連機器を、途上国の子ども達に贈ることができました。
支援国の1つブータンでは、山岳地帯でワクチン運搬に課題を抱える中、主要なワクチンの接種率99%を達成しました。また、民族間の争いを長く経験し、現在も40以上の民族が共存するラオスでは、民族や言語の壁を越え、ポリオワクチンの接種率92%を達成しました。両国共に、継続した子どもワクチン支援活動の効果が表れてきています。
一方、クーデターの影響による混乱が現在も続くミャンマー、そして、昨年末に大地震が発生したバヌアツでは、さらなる支援を必要としている子ども達がいます。JCVは、今年も皆さまのお力をお借りして、未来ある子ども達にワクチンを贈り、そのちいさな命と笑顔を守るために活動して参ります。本年も活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
理事長 剱持 睦子