10月8日(日)~14日(土)にかけて、支援者の皆さんと一緒に、支援国のひとつ、ラオスを訪れました。
2007年にUNICEFラオスと保健省から要請を受けて支援を開始し、今年で支援10年目を迎えます。
視察スケジュール概要
10月8日
ラオス ビエンチャン到着
10月9日
JICA事務所→UNICEF事務所→NIP事務所→中央保冷庫
10月10日
パクセーへ移動→県保健局→保健所でワクチン接種視察
10月11日
Kod Yai村へ→ワクチン接種視察→小学校→地区病院 →県保冷庫
10月12日
県病院→ビエンチャンへ→日本大使館→保健副大臣面会
10月13日
UNICEF事務所→不発弾博物館→日本着(14日)
支援を開始して以来、ポリオワクチンの接種率は50%(2007年)から84%(2017年)へ向上し、ワクチン接種環境には改善が見られます。しかし一方で、山岳地帯という地理的問題、開発のスピードを低下させる不発弾、人材教育不足など根深い問題も多く残っています。
JCVが継続支援する国の中でも5歳未満児死亡率が最も高い、ラオス。今回の視察では、開発途上国に安価でワクチンを提供しているGAVIの支援終了が間近に迫っていることもわかり、同国への今後の支援について、より一層考えを深めていく必要があると感じました。
ラオスの子どもたちのためのワクチン支援を、引き続きよろしくお願いします。
(※詳細は報告書やニューレターにてご報告いたします)