2017/03/01

ワクチンは子どもの命を救うための最良手段
2017年ゲイツ財団年次書簡より

「The Best Deal is Vaccines-ワクチンこそが、子どもの命を救うための最大の取引だ」
これはメリンダ・ゲイツが、2017年のゲイツ財団年次書簡で表明した言葉です。そして、ビル・ゲイツは同書簡で「乳幼児の予防接種に充てられた費用1ドルあたりの経済的利益は44ドルだ」とも述べています。日本円でわずか100円の投資が、5,000円もの経済的利益を産む-あまり知られていないかもしれませんが、子どもワクチン支援は、実は費用対効果がとても高い支援なのです。

例えば、子どもが病気にかかり治療が長引くと、薬代や治療費の負担が増えることに加え、親が仕事を休んだり、場合によっては仕事を失ったりします。これは、時に貧困世帯の生活を危機的な状況にしてしまいます。一方で、わずか100円のワクチンで子どもが感染症から守られ、病気にならずに成長すると、こうした費用を家庭が負担しなくて良いことになります。

皆さまのあたたかいご寄付は、小さな子どもの命を守るだけではなく、子どもを取り巻く家族と彼らの生活も支えているのです。
子どもワクチン支援へのご理解とご協力に改めて感謝するとともに、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

オンライン寄付はこちら

ゲイツ財団2017年年次書簡(日本語)

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高橋 昌裕

ドナーケアグループおよび広報・啓発・教育グループ グループ長。支援者の皆さんとのコミュニケーションを担当しています。

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会 japan Committee Vaccines for the World’s Children

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