2026/01/29

2026年1月29日で、JCVは活動32周年を迎えました

毎年1月29日は、JCVの創設記念日です。ご支援をいただく多くの個人、企業・団体の方々に支えられ、2026年で私たちは創設32周年を迎え、活動は33年目を迎えました。

1993年、WHOや各国の代表が集まり日本の京都で開催された子どもワクチン世界会議。この会議では「ポリオやはしか、破傷風などワクチンで予防できる感染症で1日8000人、年間300万人の幼い子ども達が亡くなっている。」という事実が報告され、「各国でワクチンを贈り、この現状を変えなくてはならない。」と決議されました。

この会議に出席していたのが、JCVの創設者である細川 佳代子です。彼女はすぐに動き出し、翌1994年、世界の子どもにワクチンを 日本委員会を創設しました。

その後、細川は、子ども達までしっかりとワクチンを届け、接種が行われていることをトレースできる体制を作れる国を選ぶため、世界各国を視察。そして、1つめの支援国としてミャンマーを選び、JCVは「子どもワクチン支援」を開始しました。

集まる多くの子どもワクチン支援

JCVが創設された当初、多くの方が協力してくださったのが、使用済みテレホンカードの回収です。携帯電話もない時代、街中の公衆電話を利用するため、テレホンカードは多くの人に利用されていました。使い終わった後、捨てられてしまうことが多かったこのカードをご郵送いただき、コレクターに販売することが、子どもワクチン支援の大きな柱となっていました。

さらに2005年、JCVのスペシャルサポーターである和田毅さん(元プロ野球選手)が「1球投げるごとに10人分の支援を行う」というルールを自ら決め、「僕のルールによる支援」を開始してくださいました。和田さんが出演したAC広告は大きな共感を呼び、「自分らしく、また頑張った分だけ寄付が増え、自分自身の励みにもなる」という、これまでになかった新しい寄付の方法「タイアップ協力」として広がりました。

常時支援国の増加

支援の輪が広がるにつれ、支援先となる途上国も増えていきました。2007年にはラオス、2008年にはブータンから要請を受け、支援を開始。さらに2010年には、オセアニアの島国であり、ヒブ(細菌性髄膜炎)で亡くなる子どもが多かったバヌアツも支援国となりました。また、2010年以降、タジキスタンやソマリアなど5カ国への緊急支援も実施しています。

着実に出る支援の成果

続けてきた子どもワクチン支援が実を結び、各支援国における5歳未満の子どもの死亡率は大きく改善しました。また、2014年、JCVの支援国であるミャンマーとブータンでは、国内でのポリオの根絶(ポリオフリー)がWHOから認められました。さらに、ブータンでは、2017年にはしか、2023年には風疹の国内排除も達成しています。

今も1日4,000人の子どもが感染症で亡くなる現状を少しでも改善したい

皆さまのご支援のおかげで、JCVはこれまでに1億3,966万724人の途上国の子ども達に、ポリオやはしか、破傷風などのワクチンを届けることができました。子どもワクチン支援により、感染症で亡くなる子ども達は着実に減少しています。

それでも、WHOの調査によれば、ワクチンで予防できる感染症で亡くなる子ども達は1日4,000人、年間150万人と言われています。これは20秒に1人、ちいさな命が失われている計算です。1人でも多くの子ども達にワクチンを届け、この現状を改善していくため、JCVはこれからも活動を続けてまいります。今後も活動へのご理解とご協力を、何卒よろしくお願いいたします。

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この記事を書いたひと

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乙津 俊輔

広報・啓発・教育グループ所属。広報啓発活動や、画像使用申請、講師派遣などを担当しています。

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会 japan Committee Vaccines for the World’s Children

私たちは、
子どもたちの未来を
守る活動を行っています。

途上国の子どもたちに
ワクチンを贈る活動にご協力ください。