2015/02/03

JCV丸の内セミナーのご報告

2014年、暮れも押し迫る12月18日(木)、三菱商事株式会社様ご協力のもと、MC FORESTにてJCV丸の内セミナー 第4回「バヌアツ~光きらめくリゾート国のもう一つの顔」を開催いたしました。

今回はリゾート国としての地位を確立していながらも、貧困が隣り合わせにあるバヌアツを深くご理解いただくため、JCVスタッフより「多様性の中でのワクチン接種普及」と題してお話をさせていただき、後半では視察にご参加いただいた支援者様からのお話を伺いました。

バヌアツではヨーロッパ式の生活をする都会の人々から、腰ミノを着けて昔ながらの伝統的な生活をする人々、その中間にある人々など、モザイクのように多様な生活が混在しています。

しかし、この多様な生活スタイルはワクチン普及活動において、そこまで大きな問題ではありません。この国の子どもたちにワクチンを接種するための困難は、83もの島からなる島嶼国であることに由来します。島から島へのワクチンの運搬や、ジャングルの中に点在する村落、不十分な道路整備、限られた電化地域などが大きな問題としてワクチン普及活動を妨げています。また、お母さんたちがワクチンを接種する意味を理解していないなど、他のJCV支援先国にはない問題もあります。そうした中でのワクチン普及活動は、現地で活躍する医療従事者の強いモチベーションによって支えられているのです。

視察にご参加くださった日本リユースシステム株式会社の島根様は、朝早くに私たちの視察に合流した地元のヘルスワーカーが、すでにジャングルの中の村でのアウトリーチサービス(出張ワクチン接種サービス)を済ませていて、モチベーションの高さを実感されたとお話くださいました。また、支援企業のご担当というだけでなく個人としてもJCVを支援してくださっている島根様は、ワクチンを運ぶことの大変さ、ヘルスワーカーの働きなどを目の当たりにして、この国への支援がもっと必要であることを感じたとお話くださいました。

最後にスタッフから、JCVではこの国特有の問題に合わせた支援を継続していく事と、ワクチン支援は自分たちにつながっているというお話をさせていただき、閉会いたしました。

師走の多忙な時期の開催だったにも関わらずご来場いたただいたみなさま、真剣に耳を傾けてくださり、ありがとうございました。また、今回ご参加されなかったみなさま、次回の報告会には是非、ご参加ください。

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この記事を書いたひと

高橋 昌裕

高橋 昌裕

ドナーケアグループおよび広報・啓発・教育グループ グループ長。支援者の皆さんとのコミュニケーションを担当しています。

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会 japan Committee Vaccines for the World’s Children

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