2015/01/06

笑顔を届けるホスピタル・クラウン

クラウンさんやパフォーマーさんを被災地に連れて行き、震災の影響で心に傷を負った子どもたちに、笑顔を届ける事を目的にJCVがおこなってきた「笑顔バス」の活動。これまで、多くの方々にご協力いただきましたが、KSPの活動を開始して、最初にご協力をお願いしたのが、NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会さんです。

ホスピタル・クラウンとは、クラウンが病院を訪ねてパフォーマンスし、小児病棟などで長くつらい入院生活を送る子どもたちに、笑顔を届ける活動です。震災後の子どもたちの心理状態を考えると、パフォーマンスで子どもたちをただ楽しませるだけではなく、子どもたちにできるだけ寄り添って、あたたかい笑顔を届けることができるホスピタル・クラウンさんたちの力が必要でした。

日本ホスピタル・クラウン協会さんが協力を快諾してくださり、「笑顔バス」の活動がスタートしてから約3年半。これまで、約400カ所の幼稚園や保育園を訪問し、25,000人以上の子どもたちに笑顔を届けました。しかし、東北の子どもたちの心の支援は今でも十分とは言えません。KSPは今年で終了いたしますが、来年以降、「笑顔バス」の活動はホスピタル・クラウンのみなさんとともに、現地協力団体に継承されます。みなさま、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

(NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会のサイトはこちら)

 

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高橋 昌裕

ドナーケアグループおよび広報・啓発・教育グループ グループ長。支援者の皆さんとのコミュニケーションを担当しています。

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