JCV30周年イベント特設ページ

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ワクチンをありがとう

1994年1月29日に、細川佳代子が団体を創設してから今年で30年。
おかげさまで、創設当時は1日 8,000人と言われていた、感染症で命を落とす子どもたちは、今では1日4,000人まで半減いたしました。当初は、ミャンマー1カ国だけだった支援国も4カ国にまで増え、緊急支援を含めて10カ国の子どもたちに、ワクチンを贈ることができました。多くの皆さまのあたたかいお気持ちに、心より感謝申し上げます。

世界の子どもにワクチンを日本委員会
理事長　剱持睦子

宣言

今なお、20秒に1人の割合で、子どもたちのちいさな命がその笑顔と共に失われています。
私どもは 30周年を迎えた今年、さらに多くの子どもたちにワクチンを贈るために、
皆さまへの感謝の想いを力にかえて、支援につながる 30 の企画実施を宣言いたします。
子どもワクチン支援をご一緒に支えてくださる皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

イベント最新情報

2024/03/27より開催

「春の新生活不要品でワクチン支援！！回収支援キャンペーン」を3/27（水）から開催。不要品が途上国の子どもの命を救うワクチンに。

ブックオフコーポレーション株式会社様の協力の下、「春の新生活不要品でワクチン支援！！回収支援キャンペーン」を、2024年3月27日(水)から開催！対象は、ブックオフで買い取り可能な30品目以上の商品。定番の本、CD・DVD、ゲームから、ジュエリーや金・プラチナといった宝飾品、ブランドのバッグや衣類、さらには、楽器やプラモデル、アウトドア用品など様々なものをお送りいただけます。
物を段ボール箱などに梱包し、専用サイトから申し込みをするだけで誰もが子どもワクチン支援に参加できます。

2024/05/03より開催

アトラクションで楽しくペットボトルキャップ回収！どきどきフリーマーケットが5/3～5/5に開催。

JCV支援企業のピーアークホールディングス株式会社様がスポンサーとして開催される「幕張メッセ”どきどき”フリーマーケット」。今年も5/3（金）～5/5（日）に開催。
様々なお店が出展してお買い物を楽しめるだけでなく、ピーアークさまのブースでは、会場で楽しくペットボトルキャップ回収に参加できるアトラクションが皆さまをお待ちしています。
皆さま、GWにお出かけの際は、ぜひ「幕張メッセ”どきどき”フリーマーケット」にお越しください。そして、たくさんのペットボトルキャップを持ってきてくれると嬉しいです。

2024/05/22より開催

5/22（水）～5/24（金）、支援企業の皆さまと「New環境展」に共同出展します。

5/22（水）～5/24（金）に東京ビッグサイトで開催される「2024New環境展」に出展！支援企業である進栄化成株式会社さま、株式会社スーパーメイトさま、株式会社ナプラスさま、一般社団法人日本自動販売協会（JAMA）さまの5社合同での参加です。
当日は、ペットボトルキャップが回収・リサイクルされ、子どもワクチン支援につながるまでをブースでご紹介します。ペットボトルキャップから作られたリサイクル製品などを手に取って見ていただくことも可能です。
皆さま、ぜひご来場ください。

2024/06/03より開催

Instagram投稿で誰でも手軽にワクチン支援。キャップアクションキャンペーンを今年も開催！

昨年6月にInstagram上で開催したのが「キャップアクションキャンペーン」。昨年は、初開催ながら8671件ものご投稿と13の企業の皆さまからご協賛・ご協力をいただいた、このキャンペーンが今年も6/3（月）～7/1（月）の日程で開催！

ペットボトルキャップが写った何らかの写真や動画に#キャップアクションと付けて投稿すると、1投稿につき1人分のワクチンを途上国の子どもたちに贈ることができます。ただいま、皆さんのフォロワーの方々に参加を宣言できる画像も配布中。
皆さんのご参加、心よりお待ちしています。

知るイベント

2月20日～22日
健康博覧会「SDGsブース」への出展（終了）
5月
上智大学「All Sophians' Festival」出展
6月
「ワクチン辞典」特設ページ大公開
7月～8月
夏休み「ワクチン特別講習会」の開催
8月
支援国視察「ドナーツアー」実施（バヌアツ共和国）
10月
「グローバルフェスタJAPAN2024」出展（申込予定）
秋
創設30周年記念「JCV Movie」完成披露
計画中
「僕のルール」認知拡大企画（和田選手とコラボ）

広げるイベント

2月25日
「大阪マラソン2024」チャリティーランナーを応援しよう！（終了）
3月3日
「東京マラソン2024」チャリティーランナーを応援しよう！（終了）
9月
「遺贈寄付Week 」参加
10月
「ポリオ根絶」プロジェクト開催
春
PR拡大プロジェクトA 「チアドライブ」への参画
夏
PR拡大プロジェクトB「Newバナー」の発表
秋
PR拡大プロジェクトC 「Newポスター」の発表
冬
PR拡大プロジェクトD「PR専任インターン」スタート

贈るイベント

3月
春の新生活！不要品でワクチン支援キャンペーン
6月
SNSチャリティキャンペーン① 「ペットボトルキャップ回収月間」
7月
「30th Anniversary」募金キャンペーン
7月
ファンドレイジングプロジェクトA「New募金箱発表&設置拡大キャンペーン」
9月
SNSチャリティキャンペーン② 「小さな幸せ、ひとつのワクチン」
12月
年末大掃除！不要品でワクチン支援キャンペーン
秋
ファンドレイジングプロジェクトB 「タイアップ協力拡大キャンペーン」
計画中
ファンドレイジングプロジェクトC 「クラウドファンディング」の実施

つながるイベント

4月1日～4月15日
PRTIMES「April Dreamプロジェクトに参加」山手線にJCVの夢を掲出（終了）
5月
「どきどきフリーマーケット2024」ペットボトルキャップ回収イベント（ピーアークさまコラボ企画）
5月22日～24日
NEW環境展に出展
春
「SDGs推進企画」支援者参加型ワークショップ開催①
夏
「SDGs推進企画」支援者参加型ワークショップ開催②
秋
「SDGs推進企画」支援者参加型ワークショップ開催③
計画中
Kidsワークショップ@SHIBUYA
検討中
大型フォーラム参画（ペットボトルキャップ回収促進）

皆さまのご参加が、
子どもたちの「笑顔」に
つながります。

支援国からの
メッセージ

ミャンマー

UNICEFミャンマー事務所、そしてミャンマー全土の何百万もの子どもたちと家族を代表して、世界の子どもにワクチンを日本委員会（JCV）が創設30周年という素晴らしい節目を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。JCVが長年にわたってミャンマーに提供してきた、多大で並外れた支援に心から感謝の気持ちを表明できることを光栄に思います。

1994年の創設以来、JCVはミャンマーにとって、特に予防接種という重要な分野において希望と支援の光となっています。過去 27 年間にわたるJCVの支援活動は、ワクチンの調達とコールドチェーンシステムの強化に不可欠なものでした。この揺るぎない取り組みは、ミャンマーの医療に消えない足跡を残しました。

最も素晴らしい成果の 1 つは、ミャンマーが野生型ポリオウイルスの流行に立ち向かう中でJCV が重要な役割を果たしたことです。1997年から2011年まで、JCVはポリオワクチン、麻疹ワクチン、破傷風ワクチンの支援を行い。ミャンマー全土で接種が行われました。これらの取り組みの効果は計り知れず、何百万もの子どもたちの命が救われました。そして、その支援のおかげで、2014年3月27日、ミャンマーは野生型ポリオの根絶を達成できたのです。その後も、2012 年から 2014 年にかけて、JCV はポリオ、BCG、麻疹、破傷風などのさまざまなワクチンと注射器を支援してくださり、年に約 90 万人の子どもと約 100 万人の妊婦が感染症から守られました。

さらに、JCV はミャンマーのコールドチェーンの強化にも貢献してくださいました。ミャンマーが様々なワクチンを予防接種プログラムに導入する中、その保管・搬送に必要なコールドチェーンを整備することができたのです。この支援ににより、ミャンマーの17 の州と地域において、ウォークイン保冷庫や冷凍庫、コールドボックス、アイスライン保冷庫、ソーラー保冷庫、ディープフリーザー、温度監視装置に至るまで、さまざまなコールドチェーン機器を調達、配布、設置することができました。

JCV支援者の皆さまによるあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。皆様のご支援がミャンマーに住む何百万人もの子どもたちとその家族に大きな変化をもたらしたのです。

改めまして、JCV創設者30周年おめでとうございます。長年にわたるパートナーシップとミャンマーの子どもたちの命と健康を守るために多大な貢献をしてくださったことに対し、深く感謝の意を表します。

ラオス

JCVは、ラオス政府だけではなく、ラオスの家族にとって、最も誠実で頼もしいパートナーの1つです。長年にわたり、毎年幼い子どもの命を救うワクチンを贈り続け、この国のすべての子どもが、その人生を最も良い形で始められるように支えてくれています。

世界中のすべての親に共通の『願い』があるとすれば、それは子どもの健康と成長でしょう。その『願い』を叶えているのが、JCVです。
この『願い』は、村から診療所まで1～2日かかるような、ラオスの最もアクセスが難しい地域でも守られています。どんなに遠くても、接種会場に行けば、命を守るワクチンが接種できるようになり、赤ちゃんを持つ若い親の健康と成長への『願い』が守られているのです。

JCVの支援により、ラオスで多くの子どもの命と笑顔を守ることができました。長年にわたるご支援に感謝申し上げます。皆さまのあたたかいご支援とパートナーシップで、これからもラオスの人々の健康と生活が守られることでしょう。

ラオスで、子どもワクチン接種を支えるパートナーはいくつかありますが、JCVの支援は、次のような点で特徴的です。
一つ目は、長年にわたってラオスの子どもたちへのご支援を続けてくださっていること。そして、その献身的な支援は、国などの公的なものではなく、ご支援くださる皆さまの『想い』が込もっていることです。支援者の皆さまが、平等と健康は、あらゆる子ども、あらゆる家族にとって、とても大切なものだと理解し、お一人お一人が『想い』を込めて、ワクチン支援に参加してくださっています。
さらに、JCVの支援は、ワクチンを保冷したまま子どもたちに届けるためのコールドチェーン整備から、子どもたちがワクチン接種を受ける診療所や出張ワクチン接種会場へのワクチンの運搬方法まで、ワクチン接種プログラムのあらゆる側面をサポートしている点です。このような点で、JCVは、ラオスの人々や政府、そして子どもたちにとって、とても大切なパートナーとなっているのです。

私たちは、すべての子どもにワクチンを届け、‟ちいさな命”を救うために「Immunization Roadmap to 2030」に取り組んでいます。JCV支援者の皆さまとの長年のパートナーシップでこの取り組みを進め、ラオスのすべての子どもたち、特にワクチンを受けられないまま『取り残されている子どもたち』へ必要なワクチンを届け、ちいさな命をしっかりと守る仕組みづくりを、皆さまの『想い』とともに進めて参ります。

UNICEFラオス事務所所長ピア・レベッロ・ブリット

ブータン

1979 年以来、ブータンにおける予防接種拡大プログラム (EPI) は、ブータン保健省が行う事業の中で、最も成功を収めているプログラムの 1 つです。現在、 12 種類の感染症のワクチンが、全国 52 の病院、235 の保健センターおよびサブセンターを通じて接種されています。ブータンは1991年に世界小児予防接種ステータスを達成し、2014年には国内のポリオ根絶が認められました。2017年には国内における麻疹の根絶にも成功し、2018年には先天性風疹症候群、2019年には5歳未満のB型肝炎の抑制にも成功。そして、2023年には、国内における風疹の根絶もWHOから認められることとなりました。

長年にわたって、途切れることのないワクチンの供給と献身的な医療従事者によって予防接種プログラムを実行できたからこそ、このような成功を収めることができました。
ブータンの予防接種プログラムの成功には、世界の子どもにワクチンを日本委員会（JCV）の支援が重要な役割を果たしています。 2008年以来、JCVはブータンにおいて、子どもたちと妊婦に対するワクチン接種を支援してくださっています。その支援により、ブータン全土で子どもたちのワクチン接種率は95% 以上という高い割合を維持することができています。

また、JCVは、注射器などの予防接種に必要な物品をすべての医療施設に普及させたり、コールドチェーン機器の導入によってワクチン保管施設の質を向上させることにも貢献してくださいました。
JCVからの定期的な支援により、ワクチン（B型肝炎、BCG、ポリオ、DPT、MMR、Td）、注射器、温度監視装置、コールドチェーン機器（ウォークイン保冷庫、冷蔵庫、冷凍庫、コールドボックス、ワクチンキャリア）とそのスペアパーツ、および周辺機器がブータンに届いています。UNICEFブータンは、全国のすべての医療施設をカバーし、子どもや女性の間で質の高い予防接種率を維持できるように政府とともに取り組みを続けています。

過去 10 年間に、JCVは、ブータンの予防接種プログラムを支援するために1,805,368アメリカドルに相当するワクチンとコールドチェーン支援を贈ってくださいました。JCV と支援者の皆さまによるあたたかいご支援により、ブータンは高い予防接種率を維持し、多くの子どもたちや女性が、ワクチンで予防可能な感染症を予防することができています。

UNICEFブータンとブータン王国政府保健省は、JCVの創立30周年を祝うとともに、ブータンの国家予防接種プログラムの強化とちいさな命を救う継続的かつ揺るぎない支援に対し、JCVと支援者の皆さまに深く感謝の意を表します。

スペシャル
サポーターからの
メッセージ

竹下景子さん

竹下景子さん

JCVスペシャルサポーターワクチン大使の竹下景子です。

JCV創設30周年おめでとうございます。
今日までたゆまず活動していらっしゃったJCVの皆さまには心から敬意を表します。素晴らしいです。

20年近く前、私もミャンマーでのワクチン支援の現場に同行し、農村部で行われたポリオ生ワクチンの予防接種を見せていただいたことがありました。
お土産に持って行った色鉛筆のセットを女の子が小さな子どもたちに一本ずつ分けてあげた様子、農作業を一生懸命手伝っている少年。
なんて明るくてのどかな、そして懐かしい国なんだろうと思った記憶があります。

そんなミャンマーですが、今は紛争でまだ明日の見えない状態です。ミャンマーだけでなく、今、世界では各地で戦争が起きており、先が見えない状態にあります。その最中にいる市民の人たち、特に子どもたちのことを思うと本当に胸が痛くなります。
一日も早く平和が戻り、普通の生活ができるようになることを願っています。

また、それだけではなく、気候変動も地球全体の大きな課題です。コロナの感染もまだまだ収束していません。私たちを取り巻く環境はさらに厳しくなっているとも言えるのかもしれません。
そんな中で、ポリオやはしか等の感染症から子供たちの命を守ってくれるワクチンの支援、その大切さはますます増していると言えるでしょう。

この30年にわたって手を差し伸べてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
心より感謝を申し上げます。
そして、さらに一人でも多くの方にJCVの活動を知っていただいて、広めていただければと思っています。

支援の方法は色々あります。それぞれにできる形を選んでいただいて手を差し伸べていただければ嬉しく思います。
どうぞこれからもJCVの活動をご理解いただき、ご協力いただければ嬉しく思います。

竹下景子さんオフィシャルホームページ

和田毅さん

早見優さん

早見優さん

JCVスペシャルサポーター早見優です。

今年はJCVが創設されて30年というとても大切な年です。

2001年に私は長女を授かりました。一歳になるまでに、とても多くの感染症のワクチンを接種するんですね。

でも、そのワクチンを受けられないため、世界中では命を落としている子どもたちが20秒に一人いるのです。これを聞いた時、母親として、一人の人間として、そしてアーティストとして、何かできることはないかと思い、それ以来、JCVのスペシャルサポーターとして応援させていただいています。

2017年にJCVの現地視察に参加し、当時16歳だった長女とミャンマーを訪れました。
ミャンマーは、本当に笑顔が素敵な方々ばかりでした。そして、実際にワクチンはどのように運ばれ、そして配られているのか。コールドチェーンの仕組みなども本当にしっかりとしていて感激したのを覚えています。

その際にとても印象に残ったのが、ワクチンを摂取するために小さなお子さんと共に何時間もかけて保健室へいらっしゃるお母様方の姿です。
親子ともども色々とお話しさせていただいたんですけれども、ワクチンを打った後は本当にホッとされていて「ああ、私の赤ちゃんはこれでハッピーになるわ」とすごく喜んでいたのも心に残っています。

JCVは、皆さまからいただいた寄付で支援国へワクチンを届けています。子どもワクチン支援は皆さまのお力を必要としています。

身近なところから支援することもできますし、毎月決まった金額を支援していただくことも可能です。詳しいことは、JCVのHPをぜひご覧ください。

皆さまのサポート、よろしくお願いいたします。

早見優さんのオフィシャルブログ

三國清三さん

進藤奈邦子さん

鏡リュウジさん

安藤優子さん

キャップ革命ボトルマン

この先の30年を目指して

感染症との戦いは、まだまだ終わりが見えません。私どもJCVは、創設時に掲げた「感染症で命を落とす子どもたちがいなくなる世界」を目指して、この先の 30年も1歩1歩着実に歩みを進め、活動に邁進して参ります。できるだけ多くの子どもたちの「笑顔」を生み出すために、引き続き、皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

事務局長　奥寺憲穂