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タジキスタンの視察に行ってきました

更新日:2010.12.15

タジキスタンという国は、旧ソ連の共和国のひとつで、アフガニスタンの北に国境を接した中央アジアの国です。この国で、今年5月、13年間なかったポリオ(小児まひ)が再発し、大きなアウトブレイクとなり、27人の死者を出してしまいました。JCVでは、同国政府の要請に応えて、ポリオワクチンの緊急支援を行いました。

蔓延を食い止めるため、5月から0†15歳までの延べ約1千万人の子どもたちに対して、全国一斉予防接種キャンペーン(NID:National Immunization Day)が行われましたが、11月に行われた、最後で第6回目になるNIDにあわせて現地を視察し、首都ドゥシャンベと近郊のツルスンザドでの予防接種会場を訪れました。会場では、子どもたちを連れた母親や、15歳の姉が、小さな妹や弟を連れて自分も一緒に接種を受けにくる姿も見られました。

東南アジアの国々とは宗教、文化も違う、シルクロードの国での一大事でしたが、政府の懸命な呼びかけで、国を上げての接種キャンペーンでの接種率は、どこも99%近いととの報告がありました。

今回の流行は、周辺国にも大きな脅威であり、整然と行われた緊急対策が成功した事に、現場の住民、医療関係者に、JCVの支援は大変感謝され、面会した保健大臣からも直接、JCVと日本の支援者への感謝のことばが述べられました。

世界の感染症との戦いは、この様に、油断のできないものだとつくづく感じました。

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