ケレン・クアイさん(30歳)は、バヌアツ共和国、エスピリトゥサント島南部の⼩さな簡易クリニックを預かる看護師。彼⼥がカバーするのは、10の⼤きな村と、その周辺に点在すつ無数の⼩さな村々を合わせて、約3,000⼈あまり。
それだけの⼈数を、わずか3⼈体制でカバーしなければならない厳しい環境の中でも、使命感の強いケレンさんは、泣き⾔ひとつ⾔わず、必要とあれば、森の中の⼭道を⽚道5時間歩いて、⼦どもたちにワクチンを接種しに⾏きます。
この⾏動も彼⼥の「ワンアクション」。⽀援国の⼦どもたちのちいさな命は、⽇本、そして現地で活動に携わる、多くの⼈々の「ワンアクション」で守られています。