海外での活動

支援供与実績

ミャンマー・サイクロン被災地で子どもたちへの贈り物

「JCVチャイルドキット」の配布を完了しました

JCVでは創立4年目の1997年以来ミャンマーの子ども達への予防接種用ワクチンを贈り、今年で13年間、毎年、寄付者(ドナー)の皆さんがボランティア参加しJCV理事長の細川佳代子とともに、ミャンマー各地の予防接種現場を訪問し、日本人の暖かい募金、寄付金がワクチンとなって子ども達に接種されるのを自らの目で確認することを基本方針として実行して居ます。

昨年5月、サイクロン「ナルギス」の直撃により、イラワジデルタを中心に大被害を蒙った直後、JCVが永く支援してきた、この国の人々が苦しんでいるのを黙って見ている訳には行かないと考え、「ミャンマー・サイクロン緊急支援募金」を開始し、日本の皆さんにご支援を呼びかけました。募金は多くの方々の共感を得て、間もなく500万円を超えました。サイクロンの翌月6月に漸くビザが発給され、JCVから3名でエヤワディ管区も含め、被災地を視察し、今JCVに何が出来るかを探りました。訪れた町や村の病院で話を聞くと、食料、家を直す資材、船などあらゆる物の不足を訴えられました。

JCVがワクチン支援を開始した当初からの長年のカウンターパートであるミャンマー保健省の担当者は、最悪の被害を受けたデルタ地帯の中心ラブッタに詰めて、被災者の医療保護の陣頭指揮をとっていましたが、やっとのことでヤンゴンで話しが出来、相談した結果、「これまで12年間も、ミャンマーの子どものために支援を続けているJCVとしては、是非、今回も子どもに焦点を当てた支援をして欲しい。高潮などで何もかもを失ってしまった子どもたちのために、子ども用の必需品を袋に詰めて贈ってくれないか」という提案を受け、JCVチャイルドキット(JCV CHILD KIT)として被災地の小学校などで配布することを計画し、集まった緊急支援募金をこれに充てる事としました。

キットの準備、必要な品の調達は、毎年JCVのドナーツアーを受け入れ、ミャンマー国内の種々の手配を担当してきたヤンゴンの旅行会社の社長がボランティアとして、会社を挙げて一手に引き受け、ヤンゴンを中心に物資を調達し、袋に詰め、イラワジデルタ地区の町村役場、病院や小学校と災害支援物資の行き渡り状態を調べ、支援が重複したり、不公平が生じないよう、配慮しながら、9月から配布を開始しました。

この度、その第3次配布に立ち会うためJCVから職員を派遣し、被災地の現情を確認し、日本のドナーや支援者にご報告することとしました。

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JCVチャイルドキットの概要
予算 総額約500万円。
一袋に合計約10ドルの品を詰め、約5,000人に手渡し配布する。
袋に詰める品目 小型蚊帳(マラリア対策)、食器、石鹸、筆記具、学生服
配布先 9月中旬より、イラワジデルタ地帯の3地区を中心に小学校に以下の要領で配布を計画
●クンチャンコン・・・1,000個
●デデイエ・・・2,000個
●ピヤポン・・・2,000個

尚、ミャンマー・サイクロン緊急支援募金に寄せられたご寄付の残額は、ミャンマーにて今年初めから計画されていたポリオ(小児麻痺)の全国一斉予防接種計画が大災害の影響を受け、資金不足となっているために、このポリオ・ワクチン購入に充当させていただきました。

緊急募金で支援に手を差し伸べられた、多くの日本の皆さまに心から御礼申し上げます。

以上

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